【韓国移住】韓国での運転免許取得②(場内機能教育~場内機能試験まで)

移住

この記事は、昨日の記事(【韓国移住】韓国での運転免許取得①(教習所選び~筆記試験まで)の続きの記事になります。
場内機能教育より前の過程については上記の記事をご参照ください。

場内機能教育

《概要》
場内機能教育とは、場内(教習所内)で実際に車に乗り走行する練習を指します。
4時間が義務なので、1コマを1時間として4コマ分の教育を受ける必要があります。

授業は先生とマンツーマン、1日に受けられる授業のコマ数は教習所によって異なり、通常は1日もしくは2日間で行われる過程になります。
(1日に4コマ分の授業をすべて受けて、すぐに試験の1日ですべて完結パターンと1日目に2コマ、2日目に2コマ+試験の2パターンが多いように思います。私は後者でした。)

またこの場内教育(&試験)まではどこの教習所でも内容がほぼ変わりません。
(走行試験からは教習所によって試験の難易度が変わってきます!)
場内の走行コースは国で定められているため、多少の誤差はあると思いますが大きく変わることはない=(どこの教習所に通っても)難易度も同一になります。

《授業の流れ(場内走行コース)》※教官・教習所によって教え方が異なる場合があります。
私が通った教習所ではまず、教官が場内走行コースを1周ほど運転、助手席に私が座る形でスタートしました。
それぞれコース内部に設定された走行ルートのコツや注意点等を説明しながら走行してくれ、全体を把握した後、実際に自分が車に乗り運転練習を開始します。何度も何度もコースを回りながら練習します。

▼場内走行のコース
1.運転装置操作
ワイパーやライト、左右の方向指示キー・ギアの操作

2.傾斜路
坂を少しエクセルを踏んで上り、坂の頂上?で3秒ほどストップ。
そのあとブレーキを踏みながら坂を下ります。

3.駐車
T字になっている場所で駐車を行います。
これはコツを覚えるのが命なので、教官が1番力を入れて教えてくれます(笑)

4.交差点
信号を見つつ、左折指示キーを出してから左折します。

5.加速区間
直線道路で時速20キロ以上を出します。加速終了地点まで来たら再度スピードを落とします。

+突発事故
コースを回っている最中のどこかでランダムに、突発事故?を想定した急停止を行います。

ざっくりですが、この6つをクリアすれば試験にも合格できるようになります。

《TIPS》
◆1コマ授業が終わった後に先生を変えることが可能です!気に入らない?先生だった場合、遠慮なく受付で先生を変えたほうがよいと思います。
(限られた時間の中で技能をマスターすることが目標なので、いい先生じゃない場合はここで遠慮なく変えたほうがいいと思います。ちなみに1日目ではなく2日間に分けて教育を受ける場合、2日目の教育が1日目の先生と同じとは限りません。もし1日目の先生が当たりなら2日目もできれば同じ先生にしてもらえないか受付で頼んでみてもよいと思います。)
筆記試験と同じく超大切なのは予習!!!4時間という限られた時間の中で習得するためにも事前にYouTubeなどを見て勉強しておくことをおすすめします。
◆もしどうしても4時間の教育では不十分な場合、追加の授業を購入することも可能です。私の通っていた教習所の場合は、1コマ50000ウォン程度で追加できたと思います。また試験も4時間授業を受けて不安がある場合別日に移すことも可能なので、いったん4時間分全部授業を受け切って様子を見る、でも問題ないと思います。
(個人的には最初の2時間までは超不安&4時間の教育だけで試験受けられる気がしなかったのですが、4時間全部受けた後はなんとなく試験イケそうかもと思えるようになりました。)

《参考:私が予習で参考にした動画》
◆運転装置操作

◆走行ルート&全体コツ

◆T字駐車

場内機能試験

《試験概要》
筆記試験と異なり、教習所場内で実施されます。
試験時間は全体で9分40秒以内に設定されているので、この時間内にコース1周することが条件になります。(時間を多少オーバーしても問題ありませんが、減点対象になります。急いで運転する必要は全くなく、普通に運転すれば必ずこの時間内に帰ってこれます。)
全体で100点の持ち点があり、80点以上で合格になります。(減点方式
ただし失格行為(シートベルトを締めないなど)があった場合はその時点で試験終了・失格となります。

《結果》
結果は筆記と同じく、車内のモニターでスコアと結果がすぐ出る仕組みになっているので、コース終了地点に到着した時点で結果をアナウンスされます
合格の場合も不合格の場合も社内のモニターに点数と合わせて結果が表示されます。
※ちなみにテスト中も今自分の点数がいくつか見ることは可能です。ただテスト中なので、画面を見ずに運転に集中することが第1になります。
(どれぐらいすでに減点されているかどうしても気になる場合のみ横目でちらりとぐらいなら確認できるかもしれません。私はそんな余裕はありませんでした。笑)

また、もしも不合格だった場合は試験を受けた3日後から再試験が可能になります。
こちらも再試験の試験料が別途付加されますので、できれば1発合格を目指したいところですね。
(走行試験からは韓国人でも結構落ちる人いるので、もし不合格だったとしてもそこまで落ち込まなくて大丈夫です!)

《試験対策》
私がやった試験対策は以下です。
1.YouTubeにUPされている場内機能試験対策動画をたくさん見てコツをインプットする。
2.採点基準(채점기준)を確認する(特に何が減点の対象となるのか確認)
3.失格基準(실격기준)を確認する

《備考》
私は上に挙げたYouTubeでたくさん予習し、95点で一発合格できました◎
場内までは予習でなんとかカバーできます。走行試験のように応用はないので、たくさん予習して一発合格目指しましょう!
--------------------------------------------
走行教育以降はまた次の記事に記載します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました