【韓国移住】韓国での運転免許取得①(教習所選び~筆記試験まで)

移住

前の記事(教習所で日本人差別にあった件)にも記載しましたが、これが理由で教習所を変えるなど紆余曲折あったのですが、2023年12月初めに無事に2種普通自動車免許取得できたので記録しようと思います。
(2023年12月時点の情報になりますので参考程度にしていただけると幸いです。)

運転免許取得の順序

運転免許の取得には大きく、以下の手順を踏まなければなりません。

0.教習所に登録手続き
1.安全教育(3時間)の受講 
2.筆記試験 
3.場内機能教育(4時間)の受講
4.場内機能試験
5.走行教育(6時間)の受講
6.走行試験

すごくざっくり、6つの手順を踏みますが実際のテストは3つになります。
大前提として教育やテストはすべて韓国語で行われますので、韓国語にあまり自信のない方には韓国での免許取得をおすすめしません。
ただ日本の教習所に比べて韓国は費用が安価&免許取得までの日数で圧倒的に短いので、韓国語にある程度自信のある方でまだ免許未取得の方にはおすすめしたいです。

ちなみに韓国での免許取得の費用(教習所に払うお金)は、すべて合わせて80万ウォン程度でした。
教習所によって多少料金にばらつきがあるようですが、大きく料金が変わることはないと思います。
また免許取得までの日数についても、私自身は試験日込みで6日間でした。
(私は教習所を1度転校したので、若干日数が増えていますが最短で4日間程度でとることも可能だと思います。)

それぞれの教育と試験を同日に受けられるかどうか、など教習所によって異なるようなので登録時に合わせて確認しておくと安心かと思います◎

教習所への登録手続き

《教習所選び》
教習所を選ぶときの観点ですが、私個人は
◆家からのアクセス(できれば家の前までの送迎バスがある)
◆レビューでの評価(NAVERでの評価やブログ等)

◆走行試験の難易度(NAVERでのレビューや教習所のYouTubeなどを確認)
の3点を参考に選びました。

上記にも記載をしたように、費用は教習所によって大きく変わることはありません(違ったとしても10万ウォンも変わらないと思います。)ので、家から近くてそこそこレビューでの評価が高ければ問題自体はないですが、それに加えて走行試験(教習所周辺の道路を実際に走行する試験のこと)のコース・難易度についてもチェックしておくと安心だと思います◎

ただ上記に加えて超個人的な観点(差別にあった件も踏まえると)それにプラスアルファで、
◆知人や家族が通ったことのある教習所
◆(特にソウル以外の地方に住む方々)家から多少遠くても大きめの教習所

をおすすめします。

私は仁川にある教習所に通いましたが、外国人が通ったことのあまりないであろう小さな学校はややリスキーかなと感じています。
私は運悪く、あまりいいとはいえない教官に出会ってしまいましたが、怖い思いをしないためにも教習所選びは慎重に時間をかけてもいいかもしれません。
(教習所に電話してみて、不親切な対応を受けたらアウト×(日本人が嫌いとかじゃなくてもめんどくさいと思わるパターンも結構ありました)&国籍を話しても態度が変わらないかなどは個人的には観点として持っておくといいんじゃないかなと思います。)

《教習所登録》
訪問しなくても、事前に電話で受け付けてもらえることがほとんどです。
1回目の授業の日の予約を取り付けたら、その日授業の前に登録の手続き&支払いなどを行います。
スヌン(大学入学試験)の後の11月ごろから試験が終わった順に高校生が続々とやってくるため、予約が取りづらくなるので、できればこの時期を外したほうがよいかもしれません。

ちなみに、登録時にはほぼ確実に身分証明書(外国人登録証)が必要になるので、必ず持参すること。
そのほか必要な持ち物についても、教習所から案内を受けます。

安全教育(座学授業)3時間

安全教育という自動車交通ルールに関する講義を3時間受講します。
こちらはきちんと出席さえできれば基本座っているだけで問題ありません。
教習所によってばらつきがあるかもしれませんが、私はテキストブックも配布されそれに沿って基本的には授業が行われました。

ただ、ここで超重要なのでは日本の教習所と違い、安全教育の3時間では交通安全の大切さをメインに講義が行われ、交通ルールや標識など筆記試験に出るであろう内容について詳しく解説されることはありません。
つまり、安全教育の後に控える筆記試験の対策はすべて自分で行う必要があるということです。
教習所に登録し安全教育を受けてから試験の対策をするのでは遅すぎるので、免許を取ることを決意したら先に筆記の勉強を行い、ある程度勉強が完了してから教習所に登録することをおすすめします。

筆記試験

《試験概要》
免許の筆記試験は過去問(全部で1000問ぐらいある)中から40問が出題されます。
新しい内容はほとんどなく、基本的にすべて過去問から出るので記憶さえできれば絶対に合格できる試験ではあります。
また時間は40分間になります。1問につき費やせるのが1分間程度。
(標識の問題などもあるので、ほぼ韓国語を読まずに解ける問題もあり、個人的には時間は結構余裕があった印象です。)
100点満点のうち、60点以上で合格になります。

ちなみに英語や中国語、ベトナム語での受験も可能になります。日本語はありません。(涙) 

《試験対策方法》
私は筆記試験対策の本1冊とアプリ(운전면허PLUS)で対策を行いました。
アプリの存在を知らず、本も購入しましたが結論本はほとんど必要ありませんでした。
アプリのダウンロードは無料です。)

アプリに模擬試験やタイプ別の問題がきれいにまとめられており、何回も反復で問題を解き、とにかく記憶することを心掛けました。
私は日本でも免許を持っていなかったので、日本語でもわからない単語を韓国語で勉強することになり、それがそこそこ大変だった印象です。
とにもかくにも、何度も反復して記憶すること。これ以外に近道はないので、日々ちょこちょこ時間を見つけて勉強することをお勧めします。

(私自身はめちゃくちゃゆるく2か月程度勉強した結果、93点で合格できました◎ 
ここで落ちると追加の費用やそれ以降の教育の予約のとり直しなど様々ややこしいので、きちんと準備をしたうえで試験に臨みましょう!)

《持ち物》
試験料(通常10000ウォン)は現金で支払いが必要になります。
(教習所の受講料とは別途試験料は出す必要のある教習所が多いので、きちんと教習所に確認しておくことが必要です。)
また、試験の申請書に証明写真2枚(6か月以内に撮影したもの。3.5×4.5cm)も必要なので事前に準備しておくこと!

《試験当日の様子》
教習所によって変わるかもしれないのですが、私の通っていた教習所は教習所内で試験が受けられるのではなく、別の会場に移動し試験を受ける形でした。
教習所の方が試験会場まで送迎してくださる&もろもろの試験の申請書の書き方や場所なども案内してくださるので、指示に沿って行動・移動すれば問題ないかと思います◎

試験自体はPCで受験するのですが、試験残り時間などもばっちり表示されており画面操作自体はとてもわかりやすく作られていると思いました。
また、わからない問題を飛ばしても前の問題に後で戻ってくることもできるのでわかる問題からサクサク解いていくとよいかなと思います。
すべての問題を解き終わって、提出ボタンを最後に押すと自分の点数と合否が記載されています。

筆記試験終わった瞬間に合否が出るので、提出ボタンを押す際は心の準備をしたうえでクリックするよう注意してください(笑)

《備考》
・当日筆記試験の前に超簡単な身体検査(6000ウォン。こちらはカード決済が可能だったと思います)がありました
身体検査といっても身長・体重を測るとかではなく視力を主に検査したと思います。
(こちらも教習所の方の案内に従って動けば問題ないと思います。)
・筆記試験がもし不合格の場合、再受験が可能になります。(受験料は再度支払いが必要)
落ちたら絶対に免許が取れないわけではないので、安心してください◎

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少し長いので、場内走行以降はまた別記事に記載したいと思います。
質問や気になる点等あれば、遠慮なくコメントやご連絡ください^^

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